歪。〜いびつ〜vol.01 「先生、中に出してくれてありがと」
サークル: コスプレ一本勝負
発売日: 2017年11月03日
ジャンル: 制服 陵辱 中出し フェラ 孕ませ コスプレ動画
「S」という生徒はとても活発で、
受け持ったクラスの中心人物的な存在でもあった。
女子バスケ部に所属していたせいもあってか髪はショートヘアで、
練習中に怪我でもしたのだろうテーピングが時々指に巻かれていた。
教育実習が始まって間もない頃、
担任から「いずれかの部活を受け持つように」という指示が来たので、
放課後に生徒の部活を見て回っていた。正直なところ面倒でしかなかった。
何度も腕時計を見ながら長針と短針を目で追って、
「時計を見ているときは時の流れが遅いよな」などと
体育館の2階から運動する生徒たちを眺めながら思っていた。
そろそろ帰る時間だなと思ったとき、
個人的にあまり好きではなかった女教師のヒステリックな声が聞こえてきた。
「やる気がないなら帰れ」
「怪我をするのはやる気がないからだ」
たしかにそういう一面もあるかもしれない。
だが、感情に任せて言うのは間違っている。
私はなぜか「S」の元へと行かなければいけない気がした。
「S」は体育館の舞台の縁に腰掛けてしょぼくれていた。
左手を痛そうに何度もさすっている。
「怪我したの?」
「…うん」
「ちょっと待ってて」
私は近くにあった救急箱を持ってきた。
「S」は指に巻かれていくテーピングを見ている。
テーピングの知識なんてあるわけないので、
みるみるうちに「歪つ」な形になっていく。
「なにこれ」
「S」が笑った。
「まあ、これで大丈夫でしょ」とかなんとか言って、
私はその場を繕った。一瞬、笑顔に動揺してしまった。
それから時は流れ、教育実習の最終日。
さて帰ろうと下駄箱から靴を出そうとしていたら「S」に呼び止められた。
彼女は私の手のひらに自分のメールアドレスを書いた。
「油性だから消えないよ、これ」
下手くそなテーピングを巻いたときと同じ笑顔で彼女が言った。
そして「バイバイ」と一言、教室の方へと消えていった。
私はメールアドレスに連絡はしなかった。感情を倫理観で潰したのだ。
しかし、本当は彼女とこういう関係になりたかったのかもしれない。
あの頃の自分への贖罪です。
本編約70分
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